就職・転職に本当に使える資格とは?

現在は就職難の時代になっており、大きいところでは少子化の影響により絶対数として若者が少ないことがあります。

実際に、現在の新社会人は例年100万人程度しかおらず、団塊ジュニアが成人した頃の半数ほどに落ち込んでいます。

加えて理数系離れが進んでおり、技術系の職種では常に人材不足に陥っています。

また海外で働きたくないという若者が10年ほど前の3割未満から現在では6割を超えるまでに増えたことも影響しています。

企業としては日本の少子高齢化の中で、成長を維持していくためには、グローバル化を推進していかざるを得ず、それをしたくても、それを任せられる人材を獲得できず、育てることが難しいと言う状況であり非常に困っているようです。

海外と言うと以前はヨーロッパやアメリカが中心でしたが、最近は中国を始めアジアなど増えており、海外勤務が軽減されることが多くなっているようです。

また、地元志向により、地域正社員のような雇用形態が増えている傾向にあるのも現代の特徴です。

これから企業が成長していくためには、AIの導入や機械化など人に頼らない経営をしていくことが求められるでしょう。

サービス業界やIT業界など日本人の採用が難しい企業では、より能力の高い外国人の採用が進んでおり、ますます日本のITなどの最先端産業では人材育成の遅れが進んでいます。

人気のある資格を見ても、かつては文系の国家公務員1種、現在で言うところの総合職や、司法試験などの法律系の資格、いわゆる士業と言われる国家資格たちが多かったのですが、最近はどの文系の資格も受験者数が右肩下がりで減少しているのが特徴です。

その反面で、基本情報技術者などのIT系の国家資格の受験者数が増えており、今求められている人材が理系の技術系の人材であることが表れています。

よく学生たちに聞かれる質問なのですが、「これから役立つ資格って何ですか?」というのがあります。

理想の答えとしては、自分が本当にやりたいこと、ということになるのですが、今の学生の多くは選択肢が多すぎることもあって、自分がやりたいこともなかなか見つからないという現実があり難しいです。

そこで私は、これから本当に役立つ資格というのは、IT系の資格だからコンピュータとかプログラミングの勉強をしておくと良いよ、と言っています。あとは数学ですね。

IT系の資格は、日本だけでも国家資格としてたくさんあるし、グローバルに通用するベンダー系の資格もたくさんあります。

まずは、自分が興味を持てそうなものからチャレンジしていくことをお勧めします。